現在私が手掛けているプロジェクトは主にプロジェクトページに記載していますが、今日はその中からSM Clubの紹介です。
SM Club は私とモジュラーシンセプレイヤー・マルクス君の即興演奏プロジェクトで、活動を始めたのは約1年前。それよりさらに半年くらい?前、私のライブに知人と一緒に来ていたM君が、最後帰る時に私が持っていたSOMAシンセサイザーのバッグ(その時はシンセを使っていたのではなく、ここにキーボードの小物等を入れていた)を見て気になったらしく、そこで話が盛り上がった事がきっかけでした。
SOMAは個性的で斬新で他とは一線を画すアナログシンセサイザーを生産しているロシアのシンセサイザーメーカーです。
確か創設者はウクライナ人?で現在はポーランドで制作しているはず。
私が持っているのはLyra8というシンセですが、購入してから数年・・操作はシンプルで音色作りは果てしなく奥深く、まだ一度もライブでは演奏した事がありません。
下の2つのタッチセンサーとボイスを組み合わせて音を作っていきます。
ちょっとオルガンの音作りとも似ていますがかなり奥深いです。
SOMAの話はそれくらいにして、M君はモジュラーオタクと言う事が分かり、それから何度かやり取りして一度セッションしようと言う事になりました。と言うより私自身がずっとモジュラーに興味はあったものの、そこに手を出してハマると絶対抜け出せない事が分かっていたので(笑)プレイヤーがいるなら彼に操作してもらえばよいではないか!と言う逆発想?で私は全て即興で合わせていくと言う形になりました。
それから急遽声がかかり昨年5月に初本番で40分ほどのパフォーマンスをする事になりました。M君はウィーンには住んでいないのでまず持ち運べる様にモバイル用モジュラーラックを組み立てて来てくれました。リハは2回くらい?一応本番での大まかな流れだけ決めたものの基本即興なのであとは何が起こるか分かりません。
即興だけだとなかなか時間の調整が難しく、ずっと時計を見ている訳にもいかないのでどこで終わればいいの?ってなるんですが、この時は40分ジャストで終わる事ができました!
実はこの時はまだ名前も決まってなくて、最初は冗談でサユリとマルクスだからSM Clubでいいじゃん!って言っていたのですが結局その名前で続ける事になりました。単純。笑
このSM Clubのライブが4月に決定しています。
次回はドラムのセバスティアン君も参加してくれる事になりました。彼は私のトリオvol.2 でも大活躍してくれています。楽しみです!
Fr 26.4. 2024
u-bahnbogen 37, A-1080 vienna
Markus Rappan – modular synth, electronics
Sayuri Kato – keys, synth
Sebastian Fonseca – drums, perc.
みなさんぜひ普段とは少し違った世界を体験しに来てくださいね〜
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