DTMどうやって始めればよいの?制作環境編

今日はよく質問される事も多いDTMがテーマです。DTMについて調べると必ずDAWと言う言葉が出てきますが、下記の略語だと覚えておけば良いかと思います。

この違いについては丁寧に説明されているサイト等がたくさんあるのでそちらで確認してくださいね(投げやり)

まず現在の私のDTM環境です。かなりコンパクトで最低限のものだけ揃えています。そしてかなり古いです!

  • iMac 2019
  • Focusrite – Saffire Pro 26 オーディオインターフェイス
  • Korg micro KEY 入力用USBキーボード
  • Ableton Live 11 音楽制作・いわゆるDAWソフト
  • Plug-In 各種
  • Audio Technica M50 ヘッドホン
  • Roland CM30 モニター
  • Korg D1 & Hammond Sk1 (必要があれば)マスターキーボード

機材やソフトに関しては消えてしまった以前のブログでその都度いろいろと書いてたのですが、とりあえず手元に残っている画像を並べてみます・・・

長い間使っていたMacBook Proがいよいよ動作も遅くなり作業がほぼできなくなってしまい、ちょうどコロナ禍で国から出た補償金と芸術家奨学金で思い切ってiMacを購入した時のもの。周辺機器の設定トラブル(インターフェイスが認識されない問題)で解決するまでに数か月もかかって大変でした。

10年ほど前に購入したインターフェイスはまだまだ現役

18 in (4 ライン)8 out

とても音が良い!

今ではもう見る事もないであろうFireWire接続です

入力用のUSBキーボード

鍵盤に深さがあってかなり弾きやすい

iMacに古いIFを接続するためにふたつもアダプターが必要・・・

何か月も認識されない問題と格闘していた様です

やっと解決してミキサーコントロールが登場

後ろの画面がAbleton Live

最新は12

このコントローラーもありますが、ライブ以外家での作業ではあまり使っていません。

使う時はAbletonとセットです。

先に仕込んでライブで同期演奏する場合はAbeleton Liveが便利!

(ライブとかLiveとかややこしい)

10年ほど毎年出ていたアフリカーターゲと言うドナウインゼルのアフリカイベントでは1人で全プログラム仕込みから同期まで担当していました。

当日のテクニカルライダー(セットアップ)作成も私の仕事です。

前日朝方まで↓こんな感じで念入りに最終チェックが続きます。

このDTMって漠然と「できたらいいな〜」と思っている人は多いみたいで、ほんとによく「やりたいけどどこからどう始めたらいいか分からない」と相談されるのですが、もちろん私も最初はそうでした。

とは言っても私の場合は「できたらいいな〜」と漠然と思っていた訳ではなく必然的に触れていたと言うか、どうしてもやりたければ調べるし、本もかなり読み漁ったし、クラシックで必須だった音響学のノートをまた引っ張りだして、高校では大嫌いだった(と言うか先生が嫌いだった。笑)物理の勉強もしました。そして音楽知識云々の前にPCの事も調べなきゃならない。気に入った音があればあれはどうやって作られているのだろうとか、気になると眠れなくなってしまい、なんとかして再現しようと夜通し研究し続けたり・・・

当時(90年代後半〜2000年代)ごく普通のWindowsマシンでCubaseやフリーソフトなんかをいじりながら、後にMacに移行しました。Macではお馴染みのGarageBandも結構使いました。

その間に単体HDR(ミキサー一体型のハードディスクレコーダー)も少しいじりましたが、ほとんど手付かずのまま眠っています😅

話が戻りますが、先述のインターフェース認識問題のあとにモバイル用に新しいインターフェイスを購入しました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_9362-1-768x1024.jpg

Focusrite Clarett+ 2Pre と言う小型インターフェイス

今サイトを見たら値段が?!オフィシャルサイトだからかな?

私が購入した時は約400€でした。

https://focusrite.com/products/clarett-plus-2pre

モバイル用に購入したものの、これだとアダプターなしでiMacに接続できるので途中からこれをメインに使っていたのですが・・・

長女が大学でメディア音楽を始めてインターフェイスが必要になり、私のSaffire Pro 26を接続したら長女の新しいMacではこの古いSaffireは認識すらされず、結局新しいIFを譲りました。

長女も最初はGarageBandを使っていましたが学校が本格的に始まってからは Logic Pro になりました。

ちなみにこの Focusrite Clarett+ 2Pre もちろん高音質ですが、個人的には元の古い方(そして今も使っている) Focusrite Saffire Pro 26 の方が馴染みが良くて気に入ってます。

Clarett+ 2Pre の方はなんとなくシャリ感が強いというか中〜高音域はかなりクリアです。

と、こんな感じで今回は制作環境と機材についてでした。

最後に・・・ここまで書いておいてアレですが。

最近はiPadやその他タブレットでも簡単に音楽制作を始める事ができて、お試しから本格的アプリやお手頃な周辺機器も揃っているのでそこからスタートしても十分だと思います。

次回はもう少し具体的にDTMの内容について述べていきます!


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