以前の消えたブログでも取り上げた事はあるのですが、音楽教材は本当にさまざまでキリがなく、いつも悩みます。
時代に沿って分かりやすい教材も増える一方で昔ながらの良い教材もたくさんあるので、私は昔からの定番教材と新しい教材を取り混ぜながら、組み合わせなど少しづつアップデートしています。特に初心者の方や子供の導入期では最初が肝心。そこで興味を失ってしまっては残念なので熟考が必要です。
以下は現在主に私が使っている教材(抜粋)です。
導入期(幼児〜小学生低学年程度)
トンプソン
日本語版は「はじめてのピアノ教本」というタイトルで出版されているようです。日本にはあまりないクセ強めのキャラクター。笑
進度は少し速めですが、効率よく進めます。
自分で書き込むワークシートページもあり。
ホイマン
ピアノキッズ
このホイマンさんの教則本は他にもたくさんありますが、大人向けのものは説明や内容が分かりづらいです(生徒さんが持ってきた事がある)
子供向けのこのシリーズはとても分かりやすく、別冊のワークブックも購入できます。
アーロン
かなり昔になぜかバンドメンバーさんがくれた1冊。笑
その彼の同僚が音楽学校で使ってるらしく「これいいみたいだよ〜」ってくれました。中は白黒オンリーで挿絵も結構古臭い感じですが、内容はかなり良いです。大人の初心者にも使えます。この教則本も他同様3巻で完結ですが、その前のさらに小さい子向けの横型本が1冊あります。
以上が今のところ使用している主な導入〜初心者教則本。
日本でも有名な(今は使う人はあまりいないかもしれませんが)バイエル系はやっぱり左手が出てくるのが遅くて苦手になってしまうので使っていません。
大人の初心者さん
大人の初心者さんはあまり時間が取れない事も多く、最初は簡単にさくっと進める薄い教材を使います。すでにある程度音符を読める人などはまた別の教材になりますが、みなさんやる気はあるので次に進むたびにモチベーションも上がります。
以下は
・基礎の音符(楽譜)を学ぶ書き込みワークシート一体型の教材
・簡単なフィンガートレーニング
音符も大きめに書かれていて分かりやすい。
この Jens Rupp さんも数多く出版されていて、ほかの教則本と同じように4巻の教則本(8歳〜大人と書かれている)もあるのですが、以前生徒さんが持ってきた事があり、私がみた限りでは非常に分かりづらく、一瞬で他の教則本に切り替えました。
前述のホイマンさんの逆パターンですね。
・子供向けの教則本は非常に良いが大人向けのものは分かりづらい
・大人向けの教則本は非常に良いが子供向けのものは分かりづらい
同じ人が出している教則本でも本によってずいぶん違うのでこればかりは手にとって見てみないと分からないです。
以下は他によく使う教材
ギロック
すぐに次に進みそうな生徒さんは3巻が一緒になっているコンプリートがおすすめです。
併用で
バーナム
私自身はバーナムをやった事はなかったのですが、こちらでは定番。
わかりやすくて挿絵も楽しいです。
レッスン教材は毎年整理しながらの次の様にまとめています。
これは導入の一部ですがポップスやジャズも結構あります。
次回はジャズ・ポップス教材など!
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