このブログでは薬草教育のディプロマ取得の報告をしただけでまだほとんど触れていませんでしたが(と言うよりブログ自体の更新頻度が・・・)今回は少し薬草教育の話をします。
論文テーマは『日本神話における薬草と薬用植物』
実はこの研究論文を製本したものを何人かには渡したのですが、インタビューなど快くお手伝いしてくれたトリオのメンバーもあるドラムのアンディ師匠にも渡すつもりでいたのに、しばらく顔を合わせる事がなかったのですっかり忘れていました。
それを前回のリハの時にふと思い出してやっと渡しました!
日本神話なんてややこしいし、なんとなくそこまで興味はないかな?と思っていたらアンディ師匠、意外にもすごく興味津々に見入っていて(リハそっちのけで!笑)渡してなかった事を思い出して良かったです。
冬至
もうすぐ冬至ですが、ちょうどこの論文で冬至の柚子湯についても書いていたので自分でも久しぶりに読み返しました。
今読み返してもよくこんなややこしいテーマをドイツ語で書いたなあと思います。最後の方はギブアップしてかなり省略しましたけど😅
ところでつい最近お風呂の水栓を修理してようやくお湯の水圧が戻り、まともにお風呂に入れる様になったので今年は穢れを落とせそうです。肝心な柚子は・・・ドラッグストアで柚子エキスのバスソルトかオイルでも買ってこようかな?それかミカンで代用しよう🍊
冬至の七種
冬至と言えばこの柚子湯が有名ですが、ほかにも次の「ん」が2つつく「冬至の七種」と呼ばれる食べ物を冬至の日に食べると縁起が良いと言われています。
- カボチャ (なんきん)
- レンコン
- ニンジン
- ギンナン
- キンカン
- カンテン
- う(ん)どん
この七種を海外で手に入れるのはなかなか大変ですが、カボチャ・ニンジンなどは今の時期どこでも手に入るので、ぜひ運を上げて下さいね〜
論文から
以下は論文の一番最初のKurzfassungを日本語訳したものです。
ドイツ語も難しいけど日本語も難しい!(結局語学はどれも難しい)
そもそもKurzfassung=はしがきで合ってるのかな?
この「はしがき」でも書いている様に、論文はあくまでも薬用植物と日本神話の関係やそれぞれの伝説・植物の効能などを研究したものです。薬草について調べているとスピリチュアル的なものや魔女の話、宗教絡みの事がたくさん出て来ましたが、この分野は人によってはなかなかきわどい境界線上にあるんだなあと感じました。エネルギーとか魂とか精神論とか・・・研究材料としては非常に興味深いけど怪しいって🤭
また時間があれば私がこのテーマの研究に至った理由と経緯などについての序章くらいは日本語訳を紹介してみようと思います。
そのうちワークショップや野草ハイキングイベントを考えてはいるものの(実はカウンセリングも出来る)なかなかそこまでの準備が追いつきません。
野草も薬用植物も日本神話もほんとに奥が深くてたぶん一生かかっても勉強しきれないだろうと思います。
※アイキャッチ画像は笹の葉で作った納豆
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