今日は現行プロジェクトの中から Sayuri Kato Trio vol.2 の紹介です。
vol.2 と言う事は元になる vol.1 もある訳ですが、オリジナルトリオについては長くなるのでまた別稿にするとして。
まずこの vol.2 ではドラマーが代わってます。
ドラムはまだ20代前半のコロンビア出身セバスティアン君。彼とは私が1年ほど前から参加しているバンドで出会いました。そのバンドの最初のリハから「なんと素晴らしいショットを叩き出すのだろう」とすっかり私も虜になってしまったほどの腕前です。
昨年夏にひとつギグが入ったので迷いなく彼にオファーしました。彼はいろんなバンドで活躍していて大忙し、引っ張りだこなのでとりあえず予定が合えば幸運!
この vol.2 も基本は私のオリジナル曲ですが、中でもグルーヴィーでラテン系の曲を中心にセットリストを組んでいます。
私のドラマーさん、学生時代から現在まで10人近くいるんですが、よく考えたらオーストリア人ばっかり。見事にオーストリア人しかいない!いやいや他にもドラマーおるやろって今改めて思いました。笑
あれっ、ベースもオーストリア人しかいないな・・・笑笑
私の曲、実はラテン系が結構多くて、ラテン調の曲だけを集めてライブをやったりした事もあるけれど、どうやっても他のメンバーに伝わらなかったり、今までずっと諦めていたのがこのセバスティアン君に叩いてもらったら特に何の説明もなく私の思い通りに叩いてくれて、スカッとした時の感動と言ったら!!言葉では言い表せません。
もちろん素晴らしいオーストリア人ドラマーさんもたくさんいるし、技術も音楽性も人それぞれだけど、なかなか思う事が伝わらない事も多く・・・いくら言葉で説明しても、これはもうドイツ語とか日本語とか関係なくて、葛藤の塊が大きくなるだけで伝わらないことってやっぱりたくさんあるんですよね。
と言う事で。
vo.2 はオリジナルトリオとは少し方向性が違うので、ただのメンバーチェンジと言う訳ではなく、別トリオとしてやる事になりました。
オリジナルの Sayuri Kato Trio も気になる人はホームページをチェックしてみてくださいね。
Sayuri Kato Trio vol.2 サイトは以下ボタンからダイレクトに飛べます。
vo.2 は今のところまだ次のギグは決まっていないですが、前回の動画を少しだけアップしているのでどうぞ〜
この時はセバスティアン君もツアーやらで忙しく、2回くらいしかリハができなかったけど、全曲何の問題もなく通す事ができました。
ベース君はすでに私の曲をほとんどやっているのですがその彼もびっくりするくらい。
個人的にすごいなあと思うのはいつもドラムセットと同時にパーカッションも叩いている事。どんだけ手があるんやねんって感じです。
この時はスネアの横にジェンベを置いて同時に叩いてました。
そしてもちろんラテンスペシャリストなので難しいクラーベを気持ちいいくらいに入れてくれる事!これはやはり学校で習ったくらいでは身につくものではないので、ミュージシャンとしては貴重すぎる存在です。(私とベース君にも詳しく説明してくれたよ。笑)
早くまた次やりたいな〜
あ、ちなみにトリオではないですが前回の記事で紹介した SM Club の春のライブではこのセバスティアン君も参加します。
また全然違うプロジェクトですがこれも楽しみです!
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