オーストリアでの生活といろいろな料理の話

今回は音楽の話ではなく料理の話。まず海外での料理と一口に言っても食材から食文化まで実に多種多様です。

世界は広い!(私は日本とオーストリアしか知りません)

この歳になるといったいどこから料理の話を始めればよいのか分かりませんが、初めての料理は小学生の頃まで遡ります。

子供の頃、どこでもありそうな昭和の家にあった小型の料理本シリーズを暇さえあればパラパラと読んでました。実家ではいつも祖母がご飯を作りに来てくれていたので私の「故郷の味」は必然的に「祖母の味」です。そんな私が最初に作ったものは「トマトと玉ねぎの冷製サラダ」

トマトの薄切りをきれいに並べて、みじん切り玉ねぎをのせて、和風ドレッシングも作って、冷蔵庫でキンキンに冷やします。

え、トマトと玉ねぎ切って並べるだけじゃん!と今なら何も考えなくても数分でできてしまうであろうこのサラダも当時の私にはなぜかチャレンジサラダだったのです。なぜ突然これを作ろうと思ったかは謎。笑

小学校では料理クラブにも入ったり、仲良しいとこや友達と集まってはお菓子や謎の料理などいろんなものを作りました。そのいとこはパティシエになりました(すごい!)

という事で昔話はさておき、ウィーン に来てからも28年(!)試行錯誤しながらいろんなものを作りました。当初はどこでもアジア系の食材が手に入る訳ではなく、普通にこちらのスーパーに売っているものでいろいろと作っていました。そして数か月に一度実家から届けられる荷物が救援物資でした。

子供が小さかった頃は全員で外に出るのも大変なので、たまに友達と会う時は別として外食はほぼなし、元夫も普段は朝出勤したら深夜12時頃まで家にいなかったので基本私+チビっ子4人(もちろん最初から4人だった訳ではないですよ😅)の生活で過ごして来ました。夕方以降は毎日バタバタでしたが今ではそれも良い思い出です。

ちなみに現在も環境は同じですが私+デカっ子4人になりました。笑

しかし本当に今ではアジアの食材が簡単に手に入る様になり、そこまで高価格でもなく、醤油なんて今やどこのスーパーでも売ってるし、アジアフェアなんかもやってたりするし、アジアショップもあちこちあるしで、海外生活もずいぶん敷居が下がったなあと思います。

あとはその気になればネットで何でも手に入るし、我が家はコロナ以降オンラインスーパーでずっと注文していてスーパーに行く事もほとんどなくなりました。基本的にその時に思い付いたものを作りますが、何せ、毎日面倒なので簡単なものでワンプレートも多いです。

前述のオンラインスーパーは魚介類が充実していて新鮮なものが多く、品回転率が早いからか、すぐに見切れ処分価格が出るので手軽に購入する事ができます。あとは普通のスーパーと同じ様にその週のセールなど。特に魚は鱗とか内臓とか綺麗に下処理されていて、出してすぐに料理できるものが多いので便利!野菜や果物は農家直送も多く、価格も普通のスーパーとそれほど変わらず、配達も運が良ければその日のうちにすぐ届けられるのも利点。

決してスーパーの回し者ではありません😆

とまぁ序章はこれくらいにして・・・

いろいろと紹介したいものがあるので、新しく料理カテを作る事にします!以前のブログはいつの間にかこの料理カテ記事ばっかりになっていたけれど。笑

日々の料理はSNSにもあげているのでよかったら覗いてみてくださいね〜

https://www.instagram.com/sayulinego/

今の時期はベアラオホが旬ですが、アリシンと言う成分がニンニクと同じ匂いをもたらし、食材としてはもちろん、効能は多岐にわたります。

ベアラオホについては薬草教育でもみっちり勉強したのでまた詳しく書きたいと思います。

以下動画はベアラオホで作ったものなど

最後に・・・

このアイキャッチ画像はいつぞやの(たぶん)子供の誕生日会で作ったなんちゃってお寿司。できる限りのネタを集めて作った時のものですが巻き寿司もかなり雑・・・

ちなみに寿司酢はいつも多めに作って常備しています。


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